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ご挨拶

第254回日本泌尿器科学会東北地方会 ご挨拶

この度、第28回内視鏡外科フォーラム東北を山形市にて開催させていただくことになりました。大変光栄なことと存じ、皆様に心より御礼申し上げます。

平成の初期、米国に留学中だった心臓外科の同僚が帰国した折、「ラボの研究員が腹腔鏡で胆嚢摘出術を受けた。次の日に退院し、その夕方には退院祝いパーティー。彼は大ジョッキでビールを飲んでいたぜ!」と話していました。私の専門は呼吸器外科ですが、当時は一般病院で消化器外科も行っていました。大きな興味を持ち、明治記念館での第1回内視鏡外科手術研究会に参加し、その当時の熱気が昨日のことのように思い出されます。以来、四半世紀を経た現在、内視鏡外科は主に消化器外科をその先達として、広い分野におよぶ目覚ましい発展を遂げてきました。

コンピュータ技術が飛躍的に向上したこともその発達・普及を後押ししたことと思います。多列検出器CTやその3次元画像による解剖把握など、IT技術の目覚ましい発展による恩恵を、私たちは享受してきました。他国とのインターネットによるリアルタイムな討論、テレカンファレンスの開催なども容易になり、臨場感も飛躍的に向上しました。広義でのバーチャルリアリティの活用は今後大きな発展を遂げていくことでしょう。

とはいえ、直接の面と向かった対話に優るものはありません。私は本フォーラムで他領域の説得力のある発表を拝聴し、数多くの学びときっかけをいただいてきました。皆様には、気合いのこもったプレゼンテーションや、和気藹々な、また時には白熱した議論を、春風薫る山形の地で楽しんでいただきたいと思います。

それでは、皆様のご参加をお待ちしております。

第28回 内視鏡外科フォーラム東北 in 山形 当番世話人 大泉 弘幸(山形大学医学部外科学第二講座)